週2日ほど一人暮らしをされている80代の男性のお宅に、ホームヘルパーとして派遣されています。奥様は5年前に亡くなられています。

奥様がご存命のときは、すべてのご主人の身の周りのお世話をしていたようですね。ご利用者様は、何しろ昭和の男性なので、食事の用意や家事が苦手のご様子でした。

派遣されたばかりのときは、こちらの用意した食事がお口に合わず、食べ残されることも多かったです。私も最初はかなり落ち込みましたが、徐々に味付けの好みを覚え、また食べやすいように工夫をほどこすようにしたんですね。

そのうちに、食事を完食していただけるようになったんです。これはとてもうれしかったですね。なぜなら、私たちヘルパーがお伺いするということは、ご自身お一人では自立した生活が困難な証拠でもあり、そのひとつとして栄養管理がしっかりできない、という点もあるからです。

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せめてお伺いした時に用意した食事だけでもしっかり食べていただければ、栄養面での心配も少なくなります。ヘルパーとしても、ご利用者様の栄養状態が改善することは何よりの喜びなのです。

先日、ご利用者様がお誕生日を迎えられので、簡単にお誕生日ようのお食事を出した時に、うれしそうに「ありがとう」と言ってもらえました。やはり笑顔の力はすごいです。ヘルパーの仕事は体力勝負のところもあり、また限られた時間内で与えられた仕事をこなさなければなりません。

ときには辛いことも多いのですが、こうしてご利用者様に心から「ありがとう」と言われると、本当にやりがいを感じますし、またがんばろうと新たに思えるのです。